ダイキンのストリーマ技術に関する
実験結果
食中毒の原因となる、病原性大腸菌O157を抑制
ストリーマ技術が生み出す活性種が、食中毒の原因となるO157に接触することで、O157を分解・無力化することが証明されています。さらに、今回、ストリーマユニットを2台運転にすることで、抑制性能が18倍になることが証明されました。
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- 試験用ストリーマ発生装置を用いた実証結果です。実機・実使用環境によるものではありません。
O157の抑制性能を実証
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ストリーマユニット1台運転
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ストリーマユニット2台運転
ストリーマ照射2時間後のO157の残存率は、1台運転1.8%に対して、2台運転は0.1%となり、18倍の抑制性能が確認できました。また、3時間後には、1台運転・2台運転ともに99.9%の抑制効果を確認することが確認できました。
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- 試験用ストリーマ発生装置を用いた実証結果です。実機・実使用環境によるものではありません。
試験機関
(一財)日本食品センター
試験方法
O157にストリーマを1、2、3、4、8時間照射し、培養した細胞に接種することで、ストリーマを照射した時間の違いによるO157の残存状態を観察しました。
毒素も感染力も強いO157
O157はベロ毒素という強い毒素を作りだすため、腹痛や出血性の下痢、嘔吐を引き起こします。 乳幼児や高齢者が感染した場合、重症化して命を落とすこともある非常に危険な細菌のひとつです。また、感染力も強く、一般的な食中毒が、「約100万個」の菌が侵入しないと発症しないのに対し、O157は、「約100個」程度という少ない菌でも食中毒を発症します。